
■第4話「広い庭に撃ち抜かれる」
さて、物件は1階の住戸。
室内に入ると、この時代の建物だけに古いけどやっぱり良い味出てます。
キッチンとリビングの間に梁が出ているのですが、
これがゆるやかな弧を描くようなアール型、
室内にこんなのがあるのは初めて見ました。
それなりに大きい梁なので、頑丈に造られてそう。
そして百葉箱を思わせるようなルーバー状の収納の建具。
ところどころに時代を感じさせる名残りがあるんですね。
間取りはというと10帖を超える洋室と少し狭いリビング、
そしてリビングに隣接した脇の6帖の和室という
かなり広めの2DK。
そして一番目を惹くのが広い庭。お部屋の広さに換算すると14帖以上もあるんです。
日も当たるし、私なら全部耕してマイ畑にしたい。
(いや、そんなことすると管理組合にお叱りをうけるかも知れません。)
ただ、全体にやはり使用感はありました。
壁紙やフローリングにも、ところどころ傷みのある箇所が。
でも想像以上に広い。庭もある。駅も近い。
個人的にはとっても好きなんだけど、この使用感は写真にすると伝わってしまうし、
現地にお客さんが見学に来てもなかなか納得してもらえないのかもしれない。
はてさてどうやってしたものやら。
(つづく)
物件情報はこちら↓
南馬込ハウス「アウターリビングのある住まい」
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